布引の滝 

 
 2004年1月18日、前回訪問した時に水量が少なくて残念な思いをした新神戸駅裏の布引の滝に出かけた。前日は雪、今日は真っ青な青空ということで、絶好の滝見日和と、期待して出かけたが、素晴らしい滝散策を楽しめた。
 我が家を出たのが9時過ぎ。JRで北新地まで行き、梅田からは阪神電鉄で春日野道(料金:290円)へ。到着は10時45分。それから歩いて新幹線の新神戸駅に向かう。途中に阪急電鉄の春日野道駅があったので、帰りはこちらを利用しようとチェック。新神戸駅到着が11時15分。

新神戸駅下の布引の滝への案内(400m)

近くにあった近隣の観光案内

布引の滝はこの4つの滝からなる

一番下にある雌滝(落差19m)雌滝の全景

雌滝の落下口

このような急な石段もあり、横に鼓ヶ滝、堰(上)が続く

 雌滝の辺りにはもみじが大きく枝を広げ、11月下旬の紅葉の時期には紅葉のバックに滝の景観が楽しめそう。この雌滝からは緩やかなコンクリート道やかなり急な石段が続き、布引の滝の散策ルートでは一番急勾配になっていたが、距離が短い(200m強)ので楽に、鼓ヶ滝、夫婦滝、雄滝に着ける。鼓ヶ滝は途中にあるせり出した展望台からもほとんど見えず、カメラを渓流側に突き出して撮った写真でかろうじて滝が写っている。落差は12,3mくらいか?

雄滝の滝つぼから流れ落ちる夫婦滝(落差は10m弱?)。2つの流れが寄り添っているのでこの名前か? 好天に恵まれた雄滝。岩には周囲の木の影が映っている。

同じく、2時間近く経過した雄滝

雄滝上部の分断された滝雄滝の由来も興味深い

散歩に来ていた犬がポーズをとってくれた。

 この日の布引の滝散策は上流の『猿のかけ橋』の辺りまで行って、Uターンした。上流にある布引貯水池は工事中ということで、渇水との掲示板の表示があった。滝横の遊歩道は若い人からかなり年配の人まで多くの人がハイキングを楽しんでいた。
 滝から新神戸ロープウエー(神戸夢風船)が見えていたが、これは片道550円、往復1000円で北野一丁目<=>布引ハーブ園であるが、下りの方が滝を上空から見下ろすことが出来る。しかし、見える時間は数十秒と短かく、かなり小さく見えるとのことだった。
 帰りは新神戸駅まで戻り、生田川公園を通り、阪急電鉄を利用し、春日野道−>梅田(料金310円) 大阪−>京橋−> のルートで戻った。