知床の旅

    

 2003年10月18日〜19日、羽田〜女満別空港のJAS便+レンタカー利用で、知床半島の滝めぐりに出かけた。今回のルートは

  羽田 −> 女満別 −> オシンコシンの滝 −> ウトロ −> カムイワッカ湯の滝 −> ウトロ泊

  ウトロ −> 知床峠 −> 羅臼 −> 中標津 −> 裏摩周湖 −> 摩周湖 −> 女満別 −> 羽田

 

 女満別空港でレンタカーの手配をし、早々に出発。今回の車はFan Cargo。数km走ると道路わきに小ぶりながら、ひまわりが一面に咲いていた。更にしばらく走ると今度は小さな公園に紅葉。北海道らしい景色が続く。

 

 途中の紅葉。しかし、行く手、オシンコシンの滝の方に大きな虹。林からは蝦夷鹿(?)が顔を見せていた。

 

 まだまだ紅葉が北海道らしい景色が続く。遠くから紅葉に囲まれたオシンコシンの滝が見える。

   

 オシンコシンの駐車場にある知床八景の案内板。フレベの滝には行けなかった。

 

 空港を出て約85km、オシンコシンの滝(落差:80m)は駐車場からすぐ。

 

 カムイワッカ湯の滝(落差:12m)への入り口では沢登りのためのわらじ(500円)を借していた。沢は酸性の強い湯の為に斜面を歩いても滑らない。靴下を履いたままでわらじを履いた。入り口の滝(中央)は落差が約10m。カムイワッカ湯の滝に入ったが、凄く強い酸性(入り口でわらじを貸していた人に聞くとPH2.6とか)。湯温はちょうど良い位になっていた。カムイワッカの滝は陸上からのアクセスは困難ということで、ウトロ港から出ている観光船かクルーザ利用とのこと。今回は諦めた。

 

 カムイワッカ湯の滝の後、知床五湖に寄ったが、時間の余裕が無く駐車場からのすぐの展望所に行ったのみ。中央は夕陽を浴びて赤く染まった山腹の木々。右側は今夜の宿があるウトロへ戻る途中の渓流

 

 今夜の宿は民宿『旅館グリーン知床』一泊2食で5,500円也(ビールは別料金)。夕食と朝食。追加料理を頼んでいたが、この日は漁港での水揚げが無いということで取りやめになった。風呂は鉄分が多い温泉。泊り客は私の他にもう一人、茨城県からきたという同年代の男性。フェリーを使ってマイカーで1週間くらいかけて北海道を回るとのこと。民宿裏には落差が12mほどの滝。生活廃水が流れ込んでいるが、滝は温泉で湯気を上げながら落ちていた。部屋にいると滝の音の為に大雨が降っているような感じだった。

 

 これは民宿の窓からのウトロ漁港。朝食後、民宿を早めに出発し途中の高台からウトロの町(右側)。

 

 雪をいただいた羅臼岳の頂上と羅臼岳の遠景。

 

 海抜736mの知床峠。知床峠からの羅臼岳

    

 羅臼岳から羅臼町む向かう途中に『熊越の滝』の看板を見かけたが、熊注意の警告の為に諦めた。知床半島の南側を走り、中標津を通り過ぎて、裏摩周湖(中央)へ。この位置は摩周湖を東側から見るポイント。次は摩周湖の標準的な展望ポイント第一展望所

 

 摩周湖から屈斜路湖の横を走り、女満別に戻る途中の紅葉。この日は一日良い天気だった。女満別ではこの日も温泉に入って一日の疲れを流し、女満別発〜羽田空港行きの最終便で帰途に着いた。今回の走行は416km